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「夜に棲む獣」販売前夜祭

  • Kenij Endou
  • 2017年2月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年9月15日

こんにちわ、kenji endou です。ついに、ついに、2nd album「夜に棲む獣」発売間近となりました。3月1日(水)iTune/amazonmusic/mysound/レコチョク などにて on sale です。皆さんありがとうございます。ということで、本人による 豪華全曲解説をやります。曲の解説は、無粋かもしれませんが、気持ちが盛り上げっているので、やります。お酒などを準備の上(笑)読んでみてください。

「サンクチュアリ」

1st album に、時間の短いニューウェーブver.が、収録されているのだが、今作収録は、オルタナティブな作風の、フルver.になる。今作の幕開けであり、[珍しく,美しい]生き物たちへの賛歌。ダイナソーjrとU2、そしてニール・ヤングが同じステージに立ったような音像。

「一個の現象」

ロックンロール。そして死と再生、生まれ変わりの歌。力強い、生への意志が導き出されているように思う。ギターテックがあますとこなく繰り広げられる。グランジやハードロックへの憧憬が隠すところなくうかがえる、脳天を揺さぶりたい一作。

「狂った神様」

若いころに読んだ、ニーチェ哲学への返答のような一曲。某ダウンロードサイトで有償ダウンロード扱いになった。静と動の展開が印象的である。やはりグランジやハードロック、そして少しだけプログレの影響がうかがえる歌。

「A Boy In The Rain」

シュールで、悲しくて、美しい歌。シューゲイザーのエレクトロ風味、歌詞は井上陽水からの影響が見て取れる一曲。1stにニューウェーブver.が収録されている。仮面をつけた少年とは、架空の存在であるが、私であり、あなたであり、誰の心にもいるようなものであると思っている。

「love and hate around the world」

痛い、セカイ系な失恋の曲。昔の実体験が思いっきり反映してしまっている。狂気をはらんだ、凍えるような、熱い曲。今回のアルバムの、A面最後といった位置づけである。

「sweet devil smile. hard angel dance」

アルバムの空気をかえる、B面の始まり、といった風情の曲。2ndあたりのradioheadに、女神転生の世界観をインストールしたらどうなるか?なんてことを考えながらつくった記憶がある。ギターの音作りも意識された作品である。みんな、美しい獣みたいに生きようぜ。

「AllYouNeedIsLove」

タイトルはビートルズのそれのそのまんまであるが、ジョン・レノンへのアンサーソングになっている。あのころの夢は、今、どうなっているのか?僕たちは、どこから来て、ここで何をし、そしてどこへ行くのか?そんな問いかけをはらんだ、渾身の一曲。あいときぼうのうた。

「believe...once more」

やさしく、冷たい歌。オリオン座の輝く、冬の夜空に、何を思う。忘れるということ。思い出すということ。信じるということ。

「午前2:55」

ダブ・エレクトロ・ロックな風情の歌。展開されるのは春の、モラトリアムのさなかの、深夜のコンビニエンスストアで佇む青年の心象風景。僕のモラトリアム期間は、長かったと思っている。なんかその間に、いろいろ熟成されましたね。

「透明な」

最後を飾るのは、この長い夜の終わりを思わせる、雨の朝の歌。シンセのシークエンスが印象的である。冷たく、透き通った風景と熱をはらんだ私。君に早く会いたいんだろうな、この人は。

と、ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。あなたに届いてほしい、そんな思いでいっぱいです。よろしくお願いします。では。

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