レイドバックする残響(delaidback)
- Kenij Endou
- 2017年11月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月14日
こんにちは、秋深し、です。お元気ですか?どんな夜長を過ごされていますか?Kenji Endouです。お久しぶりです。自分は元気にしております。ん?元気にしている?今回のブログなのですが、元気からはちょいと遠い素材を扱うので、勘のいい、早耳の読み手、聴き手の方は、「どーしたKenji Endou、元気が一番なんて老人かい?」といわれるのかもしれません。まあ、今回、何でもいいです。
Syrup16g というコアなロックファンを抱えるバンドが、「delaidback」という未発表曲を集めた待望のアルバムをリリースしました。これが近年の彼らの仕事の中ではけっこうな光を放つ作品になっています。インディーズ盤からずっと追いかけている自分なのですが、YOUTUBEとかでしか聴けなかった曲を手にして、五十嵐隆の声を聴くにつれ、そして、昔に比べ最近はあんまりふるってないと個人的には感じていた身としては、「五十嵐、やりおるの」とのたまいたくなる出来になっています。

Syrup16gの作品の魅力とは「追い詰められた人間がひねり出し続ける驚くべき世界解釈の分配」に尽きると思われます。絶望95%希望5%くらいの配合率なのですが、描き方が精緻に尽きていて、希望に至った時の説得力が半端じゃないんです。ソングライターとしての五十嵐の腕前は、同じく曲をつくる自分としても、舌を10回転半ほど巻きます。
君に勝てることは何ひとつ無い
他には何も
神に負けることは何ひとつ無い
他には何も
「透明な日」
キラーフレーズは光り続けます。脳みそが溶けてなくなりそうなほど辛いとき、自分は「効き」ます。
今回のブログ、ただのファンの心の記録です。共有されうることがあれば、幸いです。
皆さん、よき日を。
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